兵庫県播磨高等学校

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2016年度は半数以上が進学。うち8名が4年制大学に

播磨の商業科は、就職に強い。地元企業を中心に毎年多くの求人をいただき、就職先では卒業生たちが一生懸命に頑張ってくれる−。そんな伝統を大切にしてきた兵庫県播磨高校では今、進学指導にも力を入れています。2016年度は、商業科の生徒のうち半数以上が進学の道を選択。そのうち8名が甲南大学経営学部、流通科学大学商学部、大阪商業大学経済学部、摂南大学経済学部をはじめとする4年制大学に合格を果たしました。
高校入学当初は就職を予定していたものの、商業に関する専門科目を学ぶうち、大学に進んでさらに専門知識を深めたいと考えるようになった生徒がほとんどです。昨年度、一昨年度と実際に商業科から国公立大学や有名私立大学に進学した先輩に憧れて進学を目指すことを決めた生徒もいます。

商業科枠を活用。有利な条件で国公立・有名私大へ

なぜ、商業科から大学に進学できるのでしょうか。実は国公立大学や私立大学には、商業科の生徒を対象にした推薦入試を設けているところが少なくありません。商学部、経営学部、経済学部といった学部では、高校の商業科で履修する商業科目がそのまま専門的な内容を学ぶ基礎になるからです。
多くの大学では、成績優秀で全商簿記会計1級、全商商業英語1級などの資格取得が出願の条件となっていますが、受験科目は書類審査、小論文、面接などに限定されます。商業科の生徒のみが対象で、また日々学んだことが生きる有利な条件で大学入試に挑戦できるのは商業科枠ならではのメリットです。
本校でもこうした商業科枠を利用した進学指導を強化。専門科目の学習システムの充実はもちろん、受験に必要な検定資格の取得をしっかりサポートしています。授業や商業関連部活動(パソコン部)・補習にも力を入れるなど、全国商業高等学校協会が行っている検定試験で8冠をめざすことができるカリキュラムを整え、毎年多くの生徒が希望の大学に合格できるようになりました。

推薦入試を実施。特待生制度も設けています

就職にも進学にも強い。それがこれからの播磨の商業科です。2017年度も商業科では、大学進学をめざす人を対象に推薦入試を実施します。また、推薦入試合格者の中から特に成績が優秀な人は、入学金免除や施設設備資金免除などの特典がある特待生として入学していただきます。高校在学中から専門性を磨き、卒業後は大学で学びを深める−。商業科から4年制大学へ、新しい進路選択の道を兵庫県播磨高校商業科は全力で応援します。

父が自営で商売をしているため、いつか自分も手伝いたくて商業科を選びました。播磨の商業科では簿記や情報処理、ビジネス実務といった商業科目が学べるほか、3年になると課題研究という実践的な授業があります。私たちは地元の和菓子屋さんとゴマを材料にしたお菓子の開発に取り組んだのですが、商品化していく過程は思った以上に大変でした。それだけに自分たちのアイデアを生かした商品が完成し、販売が決まった時は本当にうれしかったです。また、商業科の先輩が開発した姫路おでんパンをNHKの番組で紹介する機会にも恵まれました。これも貴重な経験で、楽しい思い出になりました。
入学当初からの目標だった全商1級取得も実現できました。毎日こつこつ勉強し、簿記実務、商業経済、珠算・電卓実務の1級を取得。3冠が達成できたのは、合格に向けていつも細やかにサポートしてくれた先生方のおかげです。検定取得は大学受験にとても役立ちます。私の場合は最初に国立大学の推薦入試を検討しましたが、自宅からの通いやすさとカリキュラムに魅力を感じて流通科学大学を第一志望にし、指定校推薦で商学部経営学科に合格しました。大学進学後は、商業科で学んだことを生かして経営の勉強を精一杯がんばりたいと思っています。